投資信託(ファンド)の注意点や上手な選び方について

老後資金2,000万円問題、コロナ不況、ロシアのウクライナ侵攻など明るい兆しが見えない2022年に生きる私たちは、自分で将来の安定させる努力をはじめなければならないようです。リストラや倒産などのリスクがあるため、お給料だけに依存することはとても危険です。お給料の他に資産を形成する手段を模索し、将来に備える必要があるのです。今回は、サラリーマンの副業として人気の投資信託の情報の中から、初心者向けの内容に特化してご紹介していきます。
最初に確認する2つの道
これから投資信託をはじめようと思っている方は、最初に2つの道が用意されていることを理解しましょう。1つ目の道がインデックスファンドです。このスタイルは、インデックスという市場の値動きを表している指標を目印にして運用するスタイルになります。リスクを抑えられるうえに、低コストで運用することができるといったメリットがあります。しかし、長期運用がベースとなっていますので、すぐに結果が出にくいといった特徴もあります。
2つ目の道はアクティブファンドです。この手法は、インデックスファンドよりも積極性の高い手法になります。そのため、リスクはありますが大きなリターンも期待できます。もちろん自分で行うのではなく、ファンドマネージャーに任せますので、大きな失敗はないとは思います。この2種類の手法をしっかりと確認してから選ぶようにしましょう。
やってはいけない選び方
本気で資産形成を考えているのであれば、投資信託(ファンド)を選ぶ時には、なるべくいろいろな種類に投資するようにしましょう。自分が好ましいと思っている商品は、どうしても似通ってしまいがちです。似通った商品ばかりに投資してしまっていると、そのジャンルの調子が悪くなってしまった時には、大きく資産を削ることになります。
資産運用のポイントは、いかにリスクを分散させるかですので、なるべくジャンルの異なる商品に投資をすることが重要になってくるのです。いろいろなジャンルに分配できるように、常日頃から勉強をするようにしましょう。ふくろう教授の投資信託ゼミナールのようなホームページで情報を収集するのもおすすめです。
上手な選び方とは
投資信託の上手な選び方は、最初に運用目的と運用期間を決めることです。いつまでに、いくらくらいの資産を形成したいのかを最初にハッキリと決めるようにしましょう。これが決まっていれば、その条件に合ったものを選んでいけばよいのです。目的や期間は人によって異なりますので、他の人にとって最良であっても、自分にとっては最良ではない可能性があります。
そして、実際にいくらくらい資産運用にお金かけることが出来るのかも明確にしておきます。これらの条件を合わせて検討することによって、選ぶべき商品が明確化されます。老後資金のためにはじめるのか、リストラに備えてはじめるのか、婚約指輪を購入するためにはじめるのか、目的や必要な金額も違えば、ゴールまでの時間も異なります。それぞれの条件にあったものを選ぶことが賢い選び方になるのです。